FCU-年賀状2019(FCU代表 清野乙彦の挨拶)
NPO法人 FCUスポーツクラブ
「ありがとう 平成の30年」
「FCUの新時代、来たる」
FCUスポーツクラブ 代表 清野乙彦です。2019年が来ますね、あと少しで。
そして「平成最後」・・・その響きを繰り返し耳にしながら、今改めてさみしさと、勇気と希望が交差しているのは、私だけではないはずです。
その最後の年末にこの30年を振り返りながら物書きを進めて参りますので少しお付き合いくださいませ。
会員の皆様におかれましては2018年も素晴らしい一年であったことと、お察し致します。
この一年間を眺め、横浜、川崎、そして船橋で運営する私たちは多くの皆様に支えられて、また大きく成長できたことに感謝申し上げます。
13歳を迎えたFCUは、卒業した子供達もいれば、可愛い新芽の1,2年生達も仲間に加わり、新たな「FCUの新時代」の幕開けでもありました。
記憶に残る夏のキャンプ、千葉千倉へイマジネーションを鍛えた二日間は大きな成長を遂げた近年にない楽しさを体験しました。
FCUのスペシャルキッズのカイカイくん15歳が、画家の登竜門「学典」で大賞を受賞。フランスルーブル美術館で表彰された祝いの出発。
FCUの各代表コーチ達は子供達にお手本を見せられるように努力して前進し、それぞれが責任を持って業務を全うしていく姿も子供達に安心感を与えていたのではないでしょうか。
コーチ、スタッフも子供達から多くのことを学べた事は、新たな自信に繋がりました。
子供達へやわらかい脳と身体のバランスが養われるコーチングにこれからも勤めて参ります。
さて、私は今年で45歳になりました。現在Jリーグのクラブで活躍している監督達のほとんどは、私が中学の時から知っている旧友たちです。
私も彼らと一緒にたくさん走り、切羽琢磨して平成を迎え、日本プロサッカー界の立ち上げ時代に色付けした思い出が蘇りました。
また朝ドラで「半分、青い」という我々同世代の話が題材にあり、ドラマの作り方も当時の空気感を細かく再現され、親御さんの中にもきっと毎朝幼い頃と照らし合わせながら見た方もいらっしゃると思います。
真冬でもなぜかランニングシャツを着て我慢が美徳なハナタレ少年や(私)、横から自分の大切なモノがはみ出るほど短い半ズボンの
少年だとか(私)、これ以上引き上がらないところまであげられた白のハイソックス少女(会員お母様方)、上履きのようなアニメプリントの靴を履くあの頃(ほぼ親御さんみんな)・・・。
そんな昭和から平成を歩んだ世代が題材に取り上げられている歳なんだ、と。
当時を振り返り回想しました。時間はこんなにも経っているけれど、あの時の夢見た少年のままに私は変わらず生きていたこと、精神の成長のない自分にようやく気付いた青二歳の私がここにいました、、、とほほ。
もし私が運よく90歳まで生きるのだとしたら、人生はあと半分か、だから!?、「半分青いんだ」、、と。締めくくるとしましょう。(拍手)
FCUの子供達が45歳になった時、今のここでの楽しさが鮮明な記憶として思い出されるようにFCUで一緒に楽しいストーリーを作っていきたいと思っております。
来年はより一層子供達へ愛情を注いでいきます。是非ともご協力のほど、よろしくお願いします。
私たちの有意義だった平成の30年間という時よ、「ありがとう」。
来る新時代も皆様におかれましては幸多い一年となりますよう心よりお祈りいたします。
2018‐12‐31
NPO法人 FCUスポーツクラブ 代表 清野乙彦